主婦でもできるAI画像販売の始め方|初心者向けの実践ガイドと収益化のコツ

AI 収益化
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はじめに

画像生成AIの登場で、特別なスキルがなくても高品質な画像を作成し、副収入につなげられる時代がやってきました。

特に主婦の方にとっては、在宅で育児や家事の合間にできる理想的な副業のひとつです。

この記事では、AI画像販売を始めるための具体的な方法、使用ツール、販売先、案件獲得のコツまで丁寧に解説します。


画像販売ができる代表的な4つのプラットフォーム

画像販売ができるサイトの中でも、おすすめしたいのは下記の4つです。

それぞれの特徴について解説します。

PIxta(ピクスタ)

日本最大級のストックフォトサービス。静止画だけでなく動画やイラストにも対応。

  • 月30枚まで投稿可能
  • AI画像の審査は厳しくないが、クオリティを維持することが重要
  • 報酬率は低めだが日本語でのやりとりが可能で安心


Adobe Stock(ST)

世界的なAdobeが運営するストックサービス

  • 投稿枚数に制限なしだが審査が厳しめ(審査通過率も公開されてしまう)
  • クオリティ重視のため、画像の精度やテーマ性が問われる
  • 海外ユーザーも多く、英語対応が必要な場合も

クラウドワークス & ランサーズ

どちらも日本国内の案件型プラットフォーム

  • 画像制作の案件は「ポートフォリオの提示」が必須
  • 単発〜継続案件まで様々
  • 「AI画像NG」の案件もあるため、募集要項は必ず確認すること

今回の画像販売の立場でいうと、PixtaとAdobe Stockは画像をアップロードし、審査を受けて各サービスの利用者が購入したり、定期利用されることで収益が割り振られます。

一方で、クラウドワークスとランサーズは、自分のスキルを発信し、クライアントから直接案件をいただいたり、クリエイター側から募集されている案件にアプローチする仕様になっています。

それぞれ、メリットとデメリットがありますが、併用することによってその問題は解消できます。


PixtaとAdobe Stockの注意点

PIxtaとAdobe Stockは、どちらも画像をアップロードし、審査を通過することで無料で販売を開始できるストックフォトサイトです。共通点と違いを理解した上で戦略を立てましょう。

PIxta(ピクスタ)

Pixtaは、日本語対応で初心者でも使いやすく、画像審査も比較的寛容です

ただし、アップロードできる枚数は月に30枚までで、ジャンルに特化した画像やマーケティング力が求められます。

画像1枚あたり数千円での販売がベースになりますが、ロイヤリティ率は販売価格の20~50%で、軌道に乗れば高収入を得ることができます。

※より詳しい内容を知りたい方は、こちらの記事をご参照ください!

Adobe Stock(ST)

Adobe Stockでは、世界中のユーザーに向けたグローバルな画像販売が可能です。

母数が多く、投稿枚数に制限がないため、大量アップロードも可能です。

しかし、審査は厳しめで、特に構図や光、解像度などにおいてプロの品質が求められます。

ロイヤリティ率は一律で30%前後になります。

小まとめ

どちらもAI画像の販売が可能ですが、画像の質やニーズへの訴求力が求められます。

AI画像生成は、10枚のうち数枚が神画像になることが多いので、大量生成を行うことが多くなると思います。

そのため、制限あり・クレジット制などのAIツールはおすすめできません。

その点で、ChatGPT Plus(3,000円)は、無制限でAI画像を生成することができるため、初心者の方におすすめです。

また、訴求力について、タグ付け・タイトル・カテゴリ選びも重要になり、ChatGPTならこれらの設定や補助としても活用できるため、プランへの加入が効果的です。

※実際に、ChatGPT PlusプランでAdobe Stockの審査に通過したAI画像例↓↓

注意点:
・PixtaもAdobe Stockも「AIで生成した」というチェック項目があるため、しっかり設定しましょう。
・Adobe Stockは、審査通過率も公表されてしまうので、むやみなアップロードは避けましょう。

クラウドワークスとランサーズの注意点

クラウドワークスランサーズでは、クライアントとの直接契約によって画像制作の仕事を請け負うスタイルになります。

そのため、単に画像を生成するだけでは不十分で、「魅せる工夫」と「信頼感」が重要です。

ポートフォリオやプロフィールの整備がカギ

自分がどんな作品を作れるのか。

どんな案件を達成してきたのか。

これらの情報がクライアント側に伝わるように、ポートフォリオの制作はかかせません。

例えば、Canvaを活用して、AI画像作品を魅力的にまとめたポートフォリオやサムネイルを自分のプロフィール画像として利用することで、信頼感だけでなくデザイン力もアピールできます。

また、プロフィールの自己紹介文やバナー、プロフィール画像に統一感が生まれ、クライアントからの印象もアップします。

自分の得意なジャンルに絞って、専門性を明示することで案件獲得の確率は飛躍的に向上するので、この点には特に意識してプロフィールを設定しましょう。

具体的なプロフィールの設定方法については下記の記事にて解説していますので、ぜひご覧ください!

案件応募時のポイント

募集されている案件へ応募する際に、自分のスキルや応募理由を求められることがあります。

その際には、ChatGPTに下書きを依頼してもOKですが、そのままは使わずに丁寧に調整するようにしましょう。

実績がない段階では、「ポートフォリオをご参照ください」や「個人向けのデザイン経験があります」、「趣味で画像生成をしています」などの一言があると好印象です。

また、ポートフォリオのURLやサンプル画像を添えておくと、クライアントが判断しやすくなるため忘れないようにしましょう。

画像生成に必要なAIツールとおすすめの使い方

画像生成で質の高い作品を量産するならChatGPT Plus(月額3,000円)がおすすめです。

ChatGPT Plusは月額3,000円がかかりますが、メリットがたくさんあるので紹介します。

  • ChatGPT Plusに搭載されている画像生成機能(DALL·E)を活用
  • ChatGPT Plusに付随する「Sora」を使って無制限でAI画像生成(量産可能)
  • プロンプト作成やプロフィール文章もサポート可能
  • 高品質な画像が10秒〜2分で生成できる
  • 商用利用可能で安心して販売可能

他のAIサービスはクレジットなどにより制限がありますが、ChatGPT Plusにはクレジットの概念がないので、実質無限にAI画像やAI動画を作成できます

画像の品質においてもDALL・Eが使用されているため、高品質のAI画像が生成できます。

また、本来のChatGPTの機能も使えるため、プロフィールの作成やプロジェクトの管理が行える点で強力なサポートが受けられます。

ChatGPT Plusは、画像の生成にも時間がかからず、商用利用もできるので初心者から中級者までおすすめできるツールです。

加えて、ChatGPT Plusにすると他にも恩恵を得ることができるので、詳しい内容を知りたい方は別の記事をご覧ください。

その他のツール

  • Stable Diffusion(高スペックPCが必要/無料)
  • Midjourney、Leonardoなど(クレジット制/コストがかかる)

初心者におすすめなのは「ChatGPT Plus + SORA」の併用。コスパ良好で商用利用OK。

※それぞれのツールの特徴を知りたい方は、下の記事をご参考ください!

実際の販売・案件獲得までのステップ

ステップ1:ChatGPT Plusに登録

ChatGPTの公式サイトにアクセスし、Plus版にアップグレード

Plus版にアップグレードすることで、最新情報に基づいた回答が得られるようになります。加えて、「Sora」の機能が解放され、実質無限にAI画像や動画が生成できるようになります。

※無料版ChatGPTは、2023年までの情報しか引用されません。(2025年現在)

ステップ2:作風やジャンルを明確にする

自分が作りたいジャンルをChatGPTに相談してもOK

例:「あなたは起業家でビジネスコーチとしてキャリアを形成しました。私のスキルであるAIコンテンツ(画像や動画など)に基づいて、拡張性のある収益性の高いビジネスや製品に関するアイデアを5つ出してください。これらのアイデアを特定するために、作風やジャンルなど複数の質問を私に尋ねてください。」

上記の例のプロンプトでChatGPTに質問すれば、自分に合ったビジネスアイデアを出すことができます

ブログやLINEスタンプといった具体的な収益手段がある方は、上記のプロンプトに追加で記入してくれれば、それに応じた回答が得られます。

ステップ3:プロンプトを練る

ChatGPTに「ポスター風」「和風イラスト」「LINEスタンプ用画像」など指示を出してプロンプトを生成

例:「とてもキャッチーで可愛らしいLINEスタンプを生成します。Soraを用いて画像を生成するため、プロンプトを生成してください。また、質を保つための詳細な質問をしてください。そして、その回答に基づいてプロンプトの構成を考えてください。(プロンプトは分厚くなってもかまいません)」

上記のような質問をすれば、Sora用のプロンプトを生成することができます。また、プロンプトはAI画像の命ともいえるので、詳細に決めた方がクオリティの高い画像が生成されます

ステップ4:画像生成(ChatGPTとSORAを活用)

先ほどのプロンプトを使用して、SoraとChatGPTで画像を生成し、大量に作って、見栄えの良いものを厳選します。

Soraの場合:

先ほど生成した画像用プロンプトを「Describe your image…」に貼り付けて、アスペクト比(画像サイズ)を設定して生成を開始しましょう。

2vとあるところは生成する画像の枚数で、1枚or2枚or4枚を選択できます。

ChatGPTの場合:

先ほど生成したプロンプトに基づいて順番に画像を生成してください。

のように頼めば画像を生成してくれます。

注意点:ChatGPTの方では画像を生成しすぎると「待機時間」の制限がかかることがあります。また、画像サイズの指示を行わないとバラバラになる可能性があります。

ステップ5:販売サイトに投稿(審査あり)

Pixta(制限30枚/月)、Adobe Stock(制限なし)

Pixtaに画像をアップロード

SoraとChatGPTを2つ使えば、1時間で50 枚ほどは余裕で作れたかと思います。

その中から厳選し、先ずは審査に通りやすいPixtaに画像をアップロードしましょう。

具体的な方法については、こちらの記事で解説しています(月に30枚までなので優先的にはじめましょう)。

Adobe Stockに画像をアップロード

Adobe Stockは、基本的にアップロード枚数に制限はありませんが、審査が厳しめです。

また、登録するのに「税情報の記入(W-8/W-9)」が必要になるため、わからないことは調べて登録することをおすすめします(Adobe Stockの登録手順については後日、記事をアップロードします。)。

注意点:審査通過率が公開されるため、むやみに画像はアップロードしないようにしましょう。

ステップ6:ポートフォリオ作成(Canva推奨)

作品・プロフィール・価格例・実績をまとめる

ポートフォリオ構成のサンプル:

ページセクション名内容・ポイント例
1表紙 & プロフィール・タイトル(例:AI画像ポートフォリオ|mika)
・キャッチコピー
・使用ツール(ChatGPT Plus/Canva/SORA)
・得意ジャンル(例:ファンタジー/女性向け/ゆる系)
・一言PR(例:育児の合間に制作しています)
・SNSやクラウドワークスURL(QRコードでも可)
2作品一覧・カテゴリ別に3〜6点の画像(例:背景、アイコン、スタンプ風)
・各画像に短い説明を添える(例:「商用OK」「Fireflyで作成」など)
・統一感あるレイアウトと余白で見やすさ重視
3サービス案内&連絡・提供内容(画像生成、Canva加工、文字入れなど)
・納品形式(JPEG/PNG)
・納期目安(1〜2日)
・価格目安(例:1,000円〜)
・「お気軽にご相談ください」の一言+連絡方法明記(クラウドワークス経由など)

ポートフォリオの情報は、簡潔かつデザイン性も意識しながら作成しましょう。

作品が増えてきたら、随時アップデートして実績などを載せておくと尚良いです。

ステップ7:ポートフォリオをクラウドワークス・ランサーズに掲載

クラウドワークスランサーズ

ポートフォリオをURLまたは画像添付で提示し、プロフィールにも簡単な情報を載せておくと完璧です。

また、最初のうちは、案件を検索し、自分から仕事を見つける方法がおすすめです。

実績を積むことでプロフィールにも「案件達成率」が表示されるようになり、次第にクライアントの方から案件依頼が来るようになります。

継続依頼や単価を上げるためにもまずは、実績作りを意識しましょう。

注意点と副業成功のポイント

商用利用

ChatGPTやSoraで生成したAI画像は基本的に商用利用が可能ですが、他のAIツールなどによっては商用利用が禁止されているものもあるので、規約確認は必須です。

また、有名人や既存の画像をアップロードして作品を作った場合、著作権や肖像権に抵触する可能性があるので、注意して利用しましょう。

クオリティについて

AI画像で収益化を目指す場合、画像の「質」と「統一感」が重要になります。

先ずは、テーマやジャンルを絞って表現力を磨くことを意識し、自分から案件を獲得し実績を作っていきましょう。

クレジット制AIツール

ChatGPT Plusに契約している人は現段階で問題ありませんが、AIツールの中には、クレジットを消費してAI画像を生成するものもあります。

AI画像生成は運の要素もあるため、クレジット制ツールは慣れるまでは避けるのが無難です。

まとめ

主婦の方でもAIを使えば、自宅にいながら高品質な画像を作成し、販売や案件受注を通じて安定した副収入を得ることが可能です。

PixtaやAdobe Stockも最初の登録を済ませれば、簡単に画像をアップロードできます。

また、クラウドワークスとランサーズにおいても、新着の案件やAIの使用が可能な案件も多数あるので、ぜひ挑戦してみてください。

最初はわからないことが多いかもしれませんが、ChatGPTやCanvaといったツールを上手く活用すれば、時間やスキルが限られていても十分に勝負できます。

ぜひ本記事のステップを参考に、あなたらしい作品とスタイルで、画像販売の第一歩を踏み出してみてください!

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