【2025年最新版】Stable Diffusionをさらに便利に!おすすめ拡張機能10選とインストール方法を徹底解説

AI 活用術
#image_title
広告リンク

はじめに|Stable Diffusionの拡張機能とは?

Stable Diffusionは、画像生成AIとして非常に高機能なツールですが、拡張機能(extensions)を追加することで、さらに多彩な表現や操作が可能になります。

たとえば以下のような機能を拡張で追加できます:

  • LoRAやControlNetなど、高度な画像制御機能
  • UIをカスタマイズして作業効率を高めるユーザーインターフェース改善
  • モデルの一括管理や自動生成処理といった時短・自動化機能
  • さらには動画生成やアニメ風変換まで!

こうした拡張機能は無料かつ導入も簡単で、初心者でも数クリックで利用可能です。

本記事では、Stable Diffusionをより快適に使うために欠かせないおすすめ拡張機能10選と、誰でもできるインストール方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。

拡張機能のインストール方法【基本編】

9888fef5 c18c 4512 832a 9d4bcc0df9aa

Stable Diffusion WebUIでは、便利な拡張機能(Extensions)を後から追加できます。操作はとても簡単で、基本的には2通りの導入方法があります。

方法

方法①:WebUIから直接インストール(初心者におすすめ)
方法②:GitHub URLから手動インストール(中級者向け)

それぞれのインストール方法は下記の手順に従います。

方法①:WebUIから直接インストール(初心者におすすめ)

  1. WebUI画面の上部メニューから「Extensions」タブをクリック
  2. Available(利用可能)」タブを開く
  3. 右上の「Load from」ボタンをクリックして一覧を読み込み
  4. 気になる拡張機能の横にある「Install」を押す
  5. Installed」タブに移動し、「Apply and restart UI」で再起動

ポイント: 一覧にあるのはWebUIに対応確認された人気拡張機能です。

方法②:GitHub URLから手動インストール(中級者向け)

  1. 「Extensions > Install from URL」タブを選ぶ
  2. インストールしたい拡張機能のURLをコピー
    例)https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet
  3. URLを貼り付け、「Install」をクリック
  4. 「Apply and restart UI」で再起動

ポイント: 最新版の拡張や、まだ一覧に表示されない開発中の機能も導入できます。

⚠ よくあるトラブルと対処法

トラブル内容対策
一覧が表示されない「Load from」ボタンを押して再読み込み
インストールしたのに反映されない「Apply and restart UI」でUIを再起動
拡張が動作しない・エラーが出るWebUI本体や拡張機能が最新版であるか確認

このように、Stable Diffusionの拡張機能は数クリックで導入可能です。

次章では、特に人気&実用的なおすすめ拡張機能10選をご紹介します。

おすすめ拡張機能10選【2025年最新】

bd2b8d79 7921 4b02 8e7a 007c4dc9b5ad

Stable Diffusion WebUIをさらにパワーアップさせるために、以下の拡張機能は非常に有用です。それぞれの機能概要・メリット・導入リンク(GitHub)をまとめました。

① ControlNet

概要: ポーズ指定や線画・深度マップを使った画像制御が可能

メリット: 自由度の高い画像編集ができる/構図の再現に最適

GitHub: https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet

② ADetailer

概要: 顔や手などを自動で検出し、LoRAやアップスケーリングを自動適用

メリット: 顔の崩れ・指ミスが激減/ポートレート生成に必須

GitHub: https://github.com/Bing-su/adetailer

③ Additional Networks(LoRA/LoCon管理)

概要: LoRAやLoConの読込・強度設定・管理を一括でできる

メリット: LoRA活用の幅が広がる/商用制作にも対応

GitHub: https://github.com/kohya-ss/sd-webui-additional-networks

④ AnimateDiff

概要: 画像生成AIでアニメーション(GIF/動画)を作る拡張機能

メリット: 簡単にAI動画が作れる/MV・SNS向けに人気

GitHub: https://github.com/continue-revolution/sd-webui-animatediff

こちらの詳しい内容は別の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

⑤ xFormers

概要: メモリ効率を改善し、大規模生成時のエラーや遅延を防止

メリット: 低スペックPCでも高速&安定動作

導入方法: WebUIインストール時にオプション指定、または拡張でON/OFF切替

⑥ UI Customizer(Quick CSS含む)

概要: WebUIの見た目・使い勝手を自由にカスタマイズ
メリット: 使いやすいレイアウトに変更/作業効率が向上
GitHub: https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui (本体機能内)

⑦ Civitai Helper

概要: Civitaiからモデル・LoRAの情報を自動取得・整理

メリット: プレビュー画像付きで管理が楽/タグ付けも自動化

GitHub: https://github.com/butaixianran/Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helper

⑧ Model Toolkit(モデル管理)

概要: モデルの切り替え、リネーム、情報表示などを簡略化

メリット: 複数モデルを試すユーザーに最適/整理整頓がラクに

GitHub: https://github.com/canisminor1990/sd-webui-model-toolkit

⑨ Aspect Ratio Selector

概要: キャンバスサイズをプリセットから即選択できるUI機能

メリット: 解像度の入力が不要/よく使うサイズがすぐ選べる

GitHub: https://github.com/thomasasfk/sd-webui-aspect-ratio-selector

⑩ Cloud Runner(クラウド実行環境向け)

概要: Google ColabやPaperspace用に最適化された操作支援拡張

メリット: ローカルPCが重くてもクラウドで高速生成が可能

GitHub: https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui (構成依存)


必要に応じて「全自動化」「精度向上」「整理整頓」「UI改善」など、用途に応じて選びましょう!

拡張機能を安全に導入・管理するための注意点

8fd568f9 2c42 4a23 ba7c 3223a17664f6

拡張機能は便利ですが、入れすぎや相性問題でエラーや動作不良を引き起こすこともあります。以下の注意点を押さえることで、安心してカスタマイズを楽しめます。

① 入れすぎ注意!機能が重複していないか確認

同じ役割(例:UI改造、アップスケーラー)をもつ拡張が複数あると競合する場合があります。

導入前に「似た拡張がすでに入っていないか?」をチェックしましょう。

② 必ず「Apply and restart UI」で再起動する

拡張をインストールしただけでは反映されません。

インストール後は必ず「Apply and restart UI」ボタンでUIを再起動しましょう。

③ 拡張が動かないときは「バージョン互換性」を疑う

WebUI本体と拡張機能の対応バージョンが合っていないと動作しません。

不具合が出たら、まずGitHubのREADMEやIssueページで最新情報を確認しましょう。

④ 不要な拡張は削除・無効化しておく

使っていない拡張は「Extensions > Installed」から削除できます。

一時的に停止したいだけなら、extensionsフォルダ内の該当ディレクトリ名を「_無効」などにリネームしておく方法もあります。

⑤ トラブル時は「拡張機能なし」で起動して確認

起動して問題がなければ、拡張機能が原因です

webui-user.batを右クリック → 「編集」から
set COMMANDLINE_ARGS= の行に --disable-extensions を追加して保存

安全対策まとめ

対策内容理由
拡張機能は1つずつ導入するエラーの原因を特定しやすくするため
定期的にWebUIと拡張のアップデートを確認互換性トラブルを防ぐ
READMEや使用例をよく読む設定ミスを防げる/最新仕様に追従できる

まとめ|拡張機能で作業効率&表現力を大幅UP!

765e12c3 aa48 41f0 8899 d944c34a21a6

Stable Diffusion WebUIは、そのままでも強力な画像生成ツールですが、拡張機能を活用することで、表現力・作業効率・操作性が飛躍的に向上します。

本記事では、

  • 拡張機能の導入方法(初心者向け・手動インストール)
  • 2025年おすすめ拡張機能10選(用途別紹介)
  • 安全かつ効率的な運用方法と注意点

を紹介しました。

まずはこの3つから導入してみよう!

拡張機能名おすすめ理由
ControlNet構図やポーズを自在に操れる必須ツール
ADetailer顔や指の精度が劇的に向上する補正機能
Additional NetworksLoRAを使った画像強化が簡単に

拡張機能を導入することによって生成される画像の質はもちろん、効率的に画像生成を行うことができるため、情報は常に仕入れて色々試してみることが大切です。

ただし、拡張機能の入れすぎるとPCの動作が遅くなったり、エラーの原因にもなりかねないため、導入するときは一つずつ行いましょう。

必要な拡張機能を厳選して、整頓されたWebUIの構築を意識してみてください。

【関連記事リンク例】

author avatar
NEO AI Tools
NEO AI Toolsでは、ChatGPT・Stable Diffusionなど、最前線のAIツールを実際に活用しながら、収益化や活用ノウハウを発信しています。 「AIに使われる」のではなく「AIを使いこなす」視点で、これからの時代に役立つ情報をわかりやすくお届けします。 ブログでは、初心者にも再現可能な活用法や実例を中心に紹介していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました